”安い新品ゴルフボール”と”中古のゴルフボール”は現実的に考えて結局どちらがいいのでしょうか?
この”現実的に考えて”という一言が今回は重要です。
私としては
- 初心者から初級者の時期に”最高級5ピースのゴルフボール”は必要ない。
- 現実的に考えれば”安い新品ゴルフボール”と”中古のゴルフボール”半分半分がいいのではないか?
- ”中古のゴルフボール”が”新品のボール”より高ければ”新品のゴルフボール”一択
という結論になりました。
(もちろんゴルフボールにコストをいくらでもつぎ込める方々は除きます)
まずはコスト面から検証してみましょう。
コスト
初級者の時から新品を使っているとそれなりのコストが掛かると思います。
平均で考えてみます。
初心者の時から1ラウンド2つのボールをなくすと考えて10年間やり続けたとします。
単価500円のボールだと
- 1か月1回プレーヤー×単価500×2×12ヶ月×10年=12万円
- 1か月2回プレーヤ―×単価500×2×12ヶ月×10年=24万円
平均値ですし人それぞれですがほとんどの方は”初心者”から”初級者”になる時期にボールを多くなくしてしまいます。
考えれば当たり前なのですが。
この時期になくした量が平均値をあげます。
個人的には最初の頃はコースによって10個位無くした事もあります。
経験と共にボールをなくさない腕とコツがつかめるようになります。
つまりこのデータを考えると初級者の頃はボールにコストをかけてもあまり意味がない。
つまり”最高級5ピースのゴルフボール”は初級者に関しては必要がなさそうだ。という結論がまずここで導けると思います。
ゴルフ腕前ランク
ここでは話を分かり易くするために腕前を4つにランク分けします
初心者
初級者
中級者
上級者
この4つにわけて今回の話はこの”初心者~初級者”を対象に現実的に考えていきます。
ランクにはそれぞれ個人差があるので初心者と初級者の差はなんだ?
と言われてもなかなか定義をしづらいので肌感覚としか言えないのですがこの時期って本当にゴルフボールを無くします。。。
一応ここでも話を分かり易くするために初心者~初級者を”ベストスコアが120以上のプレーヤー”とさせて頂きます。
ゴルフボール性能面
実は”中古のゴルフボール”には決定的な問題があります。
中古の綺麗なゴルフボールは見た目は良い一方で”内部が摩耗している場合”があるのです。
外部的な見た目が良好でも実際には使用や環境への曝露によって内部の性能が低下していることがあります。
例えばダイレクトでカート道のアスファルトなどに衝突している場合などが考えられます。
この場合内部のコア部分が本来の性能を失っている事は想像できると思います。
それ以外でも水中で長時間浸けられたりしている可能性も否定できません。
(ゴルフボールの内部構造に関しては後述致します)
内部のコアが劣化しているとボールの反発性能が低下し飛距離が短くなることがあります。
このような状況を避けるためには中古のゴルフボールを購入する際には外見だけでなく内部の状態も注意深く確認することが重要です。
ただ
”中古ゴルフボール”の良しあしは外見だけで判断できないのでそこが”決定的な問題”になります。
ゴルフ技術面
このように性能面において”中古のゴルフボール”は飛距離に影響します。
しかし飛距離以前に
”初心者~初級者”の時期に関してはそもそもまともにヒットしません。
つまりボール自体の性能云々というより技術が備わっていません。
なので”初心者から初級者の方”は技術面から言っても最初から”最高級5ピースのゴルフボール”はここでも必要ないと結論づけられると思います。
まとめ
以上をまとめるととにかくまずは”初心者から初級者の時期”に”最高級5ピースのゴルフボール”は必要ありません。
そして”初心者から初級者の時期”は自分が思っている以上にボールを無くします。
池に入ったからOBだからの理由だけではなくあまりに叩きすぎてしまい探していると後ろに迷惑かかるし気になるからロスト扱いにする。
なんて心理的要素でボールを放棄する事も結構あります。
なので本当は安い新品のボールがベストではあるのですが現実的には”無くすためのボール”としての”中古のゴルフボール”を”初心者から初級者の時期”はある程度はもって行ったほうがよいと思います。
ということで今回の結論は
- 初心者から初級者の時期に”最高級5ピースのゴルフボール”は必要ない。
- 現実的に考えれば”安い新品ゴルフボール”と”中古のゴルフボール”半分半分がいいのではないか?
- ”中古のゴルフボール”が”新品のボール”より高ければ”新品のゴルフボール”一択
という結論になりました。
目標
私自身品質の悪いボールから単価700円のタイプまで打った経験もあります。
確かに上級の”ゴルフボール”は全然違う事も間違いありません。
最終的にはボールを出来る限り無くさない”腕”まで上達して”上級ボール”でラウンドできるようになりたいです。
これもまた一つのモチベーションだったりします。
以上よろしければ参考にしてくださいませ。
最後にゴルフボールの”おすすめ”と”ゴルフボールのスペック”を紹介します。
おすすめ
ロストボール
”ロストボール”の相場単価は約100円から200円の間です。
現実的に場面によって”初心者から初級者の時期”には必要だと思います。
お値打ち”新品ボール”
この日はAmazonだと”1,700円”切ってます!単価約140円なのでなんと”ロストボール”が高い逆転現象も起きているので随時チェックは必要です。
値段が”ロストボール”より”新品ボール”の方が下回ったら断然新品ボールです!
上級ゴルフボール
単価約617円です。現在の技術では最高の”5ピース”まで内部構造が発展しております。次は”6ピース”?
ゴルフボールスペック
ゴルフボールのスペックは使用される材料、層の数、圧縮度、ディンプルのデザインなどさまざまな要素によって異なります。
一般的なゴルフボールのスペックには以下のようなものがあります
材料
- ゴルフボールのカバーには、ウレタン、イオノマーなどの素材が使われます。
- カバーの素材はスピンや感触に影響を与えます。
- コア(中心部)にはゴムやプラスチックなどの素材が使われます。
- コアの素材と構造は飛距離やスピンに影響を与えます。
層構造
- ゴルフボールは一般的にシングルレイヤーからマルチレイヤーまでさまざまな層構造を持っています。
- マルチレイヤーデザインは、飛距離、スピン、感触などの性能を調整するために使用されます。
- 現在の業界の技術としては5ピースまでそろっています。
- 3,4ピースは飛距離がでやすいと言われています。
- 基本的にはアマチュアに関しては2ピースで充分といわれています。
圧縮度
- ゴルフボールの圧縮度は球がどれだけ圧縮されるかを示す指標です。
- 一般的に低圧縮度のボールは柔らかく高圧縮度のボールは硬くなります。
- 圧縮度は打球感やスピンに影響を与えます。
タイプ
- ディスタンス系はヘッドスピードが遅い方が飛距離を助けるために選ぶ傾向があります。
- スピン系はヘッドスピードの速いかたが曲がりのコントロールをつけやすい為に選ぶ傾向があります。
ディンプル
- ゴルフボールの表面にはディンプルと呼ばれるくぼみがあります。
- これらは空気抵抗を減少させ飛行中の安定性を向上させる役割があります。
- ディンプルの形状や配置はボールの飛行特性に影響を与えます。
- 一般的にディンプルの数が増えると滞空時間が延びます。
- 言い換えると吹き上がりやすいとも言えます。
カラー
- 白だけではなく色々な色があります。蛍光色もあります。
- 個々に見つけやすい色を選択したり個性を出す意味でも楽しめます。
これらの要素はゴルフボールの性能を決定する上で重要ですが個々のボールのスペックは製造メーカーやモデルによって異なります。
またゴルフボールのスペックは技術の進歩やプロダクトラインの変更によって常に変化しています。