
皆さま、ゴルフの練習を始めたばかりの頃、「一体どの番手から練習をすれば良いのか」と悩まれたご経験はございませんでしょうか。
私自身も約8年前にゴルフを始めた当初、当然のように7番アイアンから練習をスタートいたしました。
しかし、振り返ってみますと「果たして7番で良かったのか」と思い返すことがございます。
今回は、あくまで私個人の体験をもとに、初心者ゴルファーの方々が何番アイアンから練習を始めると良いのかを考えてみたいと思います。
はっきりとした正解があるわけではございませんが、少しでも参考になれば幸いでございます。
結論(個人差があるので正解はないと思います)
結論から申し上げますと、はっきり言ってゴルフのアイアン練習は個人個人で合う番手が変わりますので、これが正しいとは言い切れません。
ただ、私自身が約8年間ゴルフを続けてきた中で感じたことを中心にお話ししますので、ひとつの例として参考にしていただければ幸いでございます。
一般的には7番アイアンから始める方が多いかもしれませんが、私の場合は振り返ると6番アイアンで慣れておけば良かったのではないかと思うところがございます。
もちろん体格やスイング、考えかたによって感じ方は人それぞれですので、無理なく振れる番手を探していただくのが一番かと思います。
これからお話しする内容は、あくまで私個人の経験談としてお読みいただけますと幸いです。

よく言われる「7番アイアン」からのスタート
多くの方が耳にされたことがあるかもしれませんが、「初心者は7番アイアンから始めると良い」と言われることが多いです。
実際に私もその言葉を信じ、7番アイアンで基礎を学びました。
7番は長すぎず短すぎず、比較的扱いやすいとされる番手でございますので、最初の練習には向いていると言われる理由も理解できます。
ただし、7番が必ずしもすべての方に合うとは限らないかもしれません。
約8年間の練習を振り返って思うこと
約8年間ゴルフを続けてきた中で、私は「もし最初から6番アイアンで練習していたらどうだったのか」と考えることがございます。
私の場合、7番である程度慣れてから6番を手に取った際に、「もう少し早く6番を扱っておけばよかったかもしれない」と思ったことがございました。
というのも、以下のような理由があるからでございます。
私が感じた練習番手の違い
番手 | 難易度(主観) | 距離感 | 練習のしやすさ | コメント |
---|---|---|---|---|
9番 | 比較的易しい | 短め | 当てやすい | 初心者でもボールが上がりやすい |
7番 | 標準 | 中距離 | 基礎に良い | 一般的なスタート番手 |
6番 | やや難しい | やや長め | 挑戦しやすい | 5番へのステップにしやすい |
5番 | 難しい | 長め | 当てにくい | 慣れてから挑戦がおすすめ |
6番をおすすめしたい理由(あくまで私の場合)
私があえて6番をおすすめしたい理由としては、以下のような点がございます。
- 5番にステップアップしやすい
→ 5番アイアンは初心者にとっては難しいと感じることが多いかもしれません。
しかし、6番でしっかり練習しておくと、5番への移行が比較的スムーズかもしれません。 - スイングの再現性が高まる
→ 長めの番手を扱うことで、自然とスイングの正確性が求められるため、基本が身につきやすいかもしれません。
もちろん、これも私自身の経験に基づく考えでございますので、すべての方に当てはまるわけではございません。
番手選びで覚えておきたいポイント
ここで、初心者の方にお伝えしておきたいポイントがございます。
- 練習した番手より長い番手は難易度が上がる
- 短い番手は比較的打ちやすい
- 番手選びはご自身の体格や目標、スイングに合わせて検討するのが良い
これらを踏まえて、無理なく自分に合った番手を探してみてくださいませ。
初心者が練習番手を決める際に考えたいこと
- まずは自分のスイングスピードを知る
- ゴルフスクールでコーチに相談してみる
- 複数の番手を試してみる
- 長すぎず短すぎない番手を選ぶ
- 練習後の手応えを大切にする
初心者のころの思い出
私がゴルフを始めたばかりのころを思い返しますと、練習といえばほとんど7番アイアンだけを使っていた記憶がございます。
ゴルフを始めてから約1年間は、打ちっぱなし練習場に行くたびに、他の番手には目もくれず、ただただ7番アイアンでボールを打つことを繰り返しておりました。
当時はまだスイングの基礎もおぼつかず、とにかく当てて飛ばすだけで精一杯でございましたが、それでも「まずはこの一本をしっかり打てるようになろう」という気持ちだけで練習を続けていたのだと思います。
今思えば、もう少し他の番手も試してみれば良かったのかもしれませんが、当時の私にはそんな余裕はなく、7番だけが頼りであり相棒のような存在でございました。
そんなある日、いつものように練習場で何球目かを打ったときのことです。「パキッ」という小さな音とともに、愛用していた7番アイアンが突然折れてしまいました。
練習場でクラブが折れるという経験は初めてのことで、当時は驚きと同時に、どこか「ここまで使い込んだのか」という変な達成感のようなものを感じたことを覚えております。
思えば、1年間同じクラブばかりを使い続けたことが良かったのかどうかは正直分かりません。
しかし、当時の自分にとっては、その7番アイアン一本に集中して練習した時間が、ゴルフを少しずつ好きになるきっかけになったのではないかとも感じております。
結果として、道具は壊れてしまいましたが、練習を重ねる中で得られた感覚や当時の経験は、今でも私の中では大切な思い出のひとつでございます。
これからゴルフを始める方にとっても、何を選ぶにせよ、最初にしっかり向き合える一本があると、少しずつ上達の糸口が見つかるかもしれないと、そんなことをふと思い出しました。
まとめ
今回は、ゴルフ初心者の方が「どの番手から練習を始めれば良いのか」について、私自身の経験を踏まえて考えてみました。
結果として、私は「6番が良かったかもしれない」と思っておりますが、必ずしもこれが正解というわけではございません。
7番や9番、あるいはピッチングウェッジから始める方もいらっしゃるかもしれません。
大切なのは、どの番手を選んだとしても無理なく続けられ、ゴルフを楽しめることだと感じております。
ぜひ皆さまも、ご自身に合った番手を探しながら、楽しく練習を続けていただければ幸いでございます。




