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なぜ”ゴルフスイング”は上達しないのか?/”アマチュア”による”アマチュアのレッスンと考察”

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この度”アマチュアレッスン”というカテゴリーを創設しました。(追記2024/4/8”アマチュアの考察”に変更しました)

私自身全然上達しないし下手くそゴルファーです。

そんなアマチュアですがアマチュアだからできるアマチュアなりの”アマチュアレッスンと考察”をしていきたいと思います.

”そういう意見もあるよね”くらいの生温かい目で読んで頂けると幸いです。

今回はなぜ”ゴルフスイング”は上達しないのか?について綴りたいと思います

目次

なぜ”ゴルフスイング”は上達しないのか?

錯覚

昔から思考しているのですがなんで”ゴルフのスイング”って上達しないと思いますか?

1つだけに回答を絞るのは難しいですがアマチュアの私自身の持論としては

”視覚で解釈した運動”と”正しい運動”の錯覚がゴルフスイングを難しくしている。

これが最も大きい原因の一つだと思います。

具体的にはどーいう事ですか?

例えるならば”背泳ぎ”と”クロール”の錯覚です。

普通にみれば”背泳ぎ”している人を「あの人は”クロール”している」と錯覚する事はないと思いますが例え話をします。

もし暗がりや遠くから”背泳ぎ”をみる。

目を細めて”背泳ぎ”をみる。

などの条件なら”背泳ぎ”と”クロール”を思わず錯覚してしまった。。。。

なんて現象があり得る事は想像がつくかなと思います。

何故錯覚するかと言えば”背泳ぎ”と”クロール”の腕の回し方は同じで遠めからみたらよく似ているからです。

なので遠目で見た時に”背泳ぎ”を”クロール”だ!

と錯覚しちゃう事もあるでしょう。

しかし腕の回し方は同じだとしても”背泳ぎ”と”クロール”は”仰向け”か”うつ伏せ”かという本質に大きな違いがあり根本的にやってる運動が全く違います。

”見たものを真似して上達しよう”

となった時に自分が視覚で解釈した”クロール”運動を根拠に一生懸命練習する。

しかし正しい運動が”背泳ぎ”だとしたらいくら練習したところで”クロール”が”背泳ぎ”に変わるわけがない。。。

すなわち”視覚で解釈した運動”と”正しい運動”の錯覚が上達を妨げている。状態なのだと思います。

”ニュアンス”は伝わったでしょうか?

ゴルフに当てはめると

大げさに言えばそもそも”クロール”と”背泳ぎ”ぐらい違う運動なのに錯覚したまま何十年も練習したり教わり続けている。固めている。という状態なのだと考察します。

これが”ゴルフスイング上達しない問題”の本質的な原因の一つだと思うのです。

錯覚すると”出来ないスイング”

上記の”背泳ぎ”と”クロール”の錯覚の関係が以下だと思われます。

  1. ”ループ”と”逆ループ”の関係
  2. ”アウトサイドイン”と”インサイドアウト”の関係(スイングパス)
  3. 切り返しで”シャフトが立ってしまう”と”シャフトを寝かせる”の関係
  4. ”スティープ”と”シャロ―”の関係

つまりは”ループで打ちたい”,”インサイドアウトで打ちたい”,”切り返しで寝かせたい”,”シャロ―で打ちたい”という方はこの”背泳ぎ”と”クロール”の錯覚に気付いて運動を変えない限りいくら練習してもできるはずがないのです

自分の経験だとこの違いを正確に理解しているコーチに出会えるか?が”鍵”のような気がしています。

“繰り返し練習していれば上手くなる。”と思っている

”ペン回し”って知ってますか?

私たちの世代だと中学校くらいになると何故か”ペン回し”が流行り学校のクラスの生徒のほとんどが体得していました。

この”ペン回し”とか”けん玉指し”とか、あれって特に頭で考えなくても繰り返しているうちに出来るようになりませんでしたか?

ゴルフも”ペン回し”のようにとにかく繰り返し振っていればスイングが上達するのでしょうか?

ほぼ無理だと思います。

特殊な方は除きます。

”ペン回し”が出来るようになったが如くゴルフスイングも同じように何も考えず繰り返し反復しているだけではほぼ上達しないと思います。

ただただ間違ったスイングを固めるだけの運動になる可能性が高いです。

ゴルフスイングにおいてある程度のレベルに達するには繰り返し練習すればよい。という考えは変えたほうがよいと思います。

ゴルフは”練習”ではなく”研究”

自分の経験なのですが”練習いかなきゃ”と思った時”なんか違うな?”と感じました。

練習というのはどちらかというと”運動を繰り返し反復する事で体にしみ込まる”というイメージが自分にはあります。

ゴルフ練習は反復でなく研究。殆ど”試行錯誤”の作業です。

ゴルフ練習場は”練習する場(反復運動する場)”ではなく”研究する場”と考えています。

  • こんなグリップだとどう飛ぶのかな?
  • こっちの腕に力をいれたらどうなるのか?
  • こういう体の使いかたしたら楽かな?

”これって殆ど研究だな”なんて境地に陥りました。

“上手い”という理由である一人だけの方を100%信用してしまう

結構陥りがちなのがこのパターンです。

”ゴルフが上手い”からこの人の言う事は正しいだろう。

確かに”ゴルフが上手な人”の話は説得力があります。

ところが自分なりに年数を重ね研究していると不思議なもので見えてくるものもあります。

例えばレッスン番組などでめちゃくちゃ上手な人の教えが必ずしも正しい事ではない事にも気付けるようになったりします。

もっと言うと”この考えはあの勘違いからきてるな”とか気付ける時があります。

つまりどんな上手な人でも完全に理解していない可能性がある。って事です。

そして教わっている人がその勘違いをそのまま受け継いでしまい、それがスイング上達の妨げになる危険がある。

という事ですね。

(上手い人=教え方が上手い。は必ずしも成り立たないという事です)

なので”レッスンプロだから”とか”有名だから”とか”スイングが綺麗”とか”スコアがいい”とか”プロ”だから。という理由で一人のコーチだけを100%信用せず

広い視野をもち自分で思考する事を忘れないようにしたほうが良い。と思うのです。

もちろん人の話を聞く事はとても重要であり感謝すべき事である事は前提ですがそれと同時に

一点集中で一人だけを100%信用すると非常にリスクがあります。リスクヘッジを考える事も重要です。

初心者の時はなかなか難しいと思いますので最終目標として自分で思考できるようになりましょう。

片手打ちで切り分けて練習しない(2024/4/21追記)

ゴルフの難しさの一つとしては右半身の動かし方と左半身の動かし方が全く違う所にあります。

パズルもそうなんですがいきなり端っこから完成させようと思うと中々完成しません。

まずは同じ色にわけ完成させやすい所を作り上げて組み合わせる方が圧倒的に効率よいです。

ゴルフも同じで”右半身”の動きと”左半身”の動きに分けそれぞれを完成させて両手にする。

これがオーソドックスでありながら近道だったりします。

ところが両手だけで練習し続けたゴルファーって後戻り出来ないというか。

意地になる。

というか今更右と左を分けて練習なんかやれない。

って人多いんですよね。

気持ちは分かるんですがゴルフスイグに”ショートカット”はないので

”左半身と右半身”に切り分けた練習にチャレンジしてほしいです。

特に何十年も両手だけで練習されて頭打ちになっている方はチャンスです。

プロで片手打ちの練習をしていない人はほぼ皆無です。

(調べた事がないので言い切れないだけで恐らく皆無だと思われます)

プロが片手でも練習してるのにアマチュアが両手だけの練習でレベルアップするはずがありません。

両手が出来れば片手が打てるようになるというロジックを持っているとしたらそれは完全な間違いです。

なぜならそれくらい右半身の動かし方と左半身の動かし方が違うからなんです。

正しくないスイングでもナイスショットが出てしまう(2024/4/21追記)

ここまでくると殆ど蟻地獄なんですが

ゴルフっていい加減に振ってもナイスショットが出てしまいます。

スコアを競うゲームなので結果オーライも勝負のうちなんですが

間違っているのにも関わらず”この振り方が正解”だ!と勘違いをした瞬間から進んではいけない方向に進んでしまったりしちゃうんです。

よくある例えとして”手を返して打ってみたら”ナイスショット!

よし、これが”正解だ!開眼だ!”

と思い続け”アーリーリリース”から抜け出せなくなって早20年。

なんて恐ろしいお話を耳にする事もあります。。。。

なのでここでも大切なのは

広い視野を持つ事

であり

常にリスクヘッジを考えましょう。

という考えにも繋がっていきます。

まとめ

という事でアマチュアゴルフレッスンでした。

私自身上手くないんですが”アマチュアの考察”として参考になれば幸いです。

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