やはりゴルフ上達の為には”歴史”を知る事も大事だなと思い今回はゴルフの”起源”と”歴史”に関して綴ってみました。
さまざまな”起源”説
とにかく色々発祥説があります。
スコットランド説
最も一般的に信じられている説としては15世紀のスコットランドで発展したというものです。
これが後のゴルフの原型とされています。
オランダ説
オランダにも似たような球技が古くから存在していたといわれます。
この説ではオランダの風車の近くで行われる農民の遊びが後のゴルフの原型であり起源となったとされています。
また現在のゴルフのルールに非常によく似ておりおそらく現代ゴルフの発祥はここにありスコットランドへ後日渡ったのが事実のようです。
14世紀にオランダで行われていた時は1000ヤードある4ホールのコースをプレーしていた記録もあるそうです。
フランス説
こちらに関しては1244年の文献にも登場しているのでここからを起源に発展していった可能性もあるようです。
古代ローマ説
先の曲がったスティックで羽毛を皮の袋に入れたボールを打って遊んでいた。
そしてローマ帝国の繁栄に併せヨーロッパに広まったとという”古代ローマ”説です。
中国説
“ツイワン”とよばれ西暦943年に南唐で発行された書物に登場するが故の起源説です。
”元”の時代や”明”の時代に書かれた描画にまさに”ゴルフ”そのものが描かれているようです。
日本説
平安時代に流行った”蹴鞠”こそがゴルフの起源。という説もあります。
蹴鞠自体は中国から輸入されたスポーツで日本独自の発展をしたと言われております。
もともとは”鞠”を蹴るのではなく道具で弾いていた。
すなわちゴルフであり”蹴鞠”が起源である。
という説です。
思考
確かに”棒”と”石”があればそれをぶつけて遊びたくなる”人”の気持ちは十分に理解できます。そして世界の色々な場所で同じような事をして遊んでいた事も想像できます。なのでそもそもどこが起源か？を考えるのはあまり意味がないのかもしれません。
”スコットランド起源”説が最も有力なようです。
発展/スコットランド説
ゴルフの起源は明確ではありませんがスコットランドがその起源と広く信じられています。
小話
ゴルフは初期には貴族階級の娯楽として始まりましたが徐々に広まり18世紀から19世紀にかけてイギリスやその他の国々で人気を博しました。
多くのゴルフコースが建設されゴルフクラブが組織されました。
小話
日本では”徳川吉宗”の時代です。
ゴルフは19世紀後半から20世紀初頭にかけて急速に発展しました。
1894年にはアメリカゴルフ協会（USGA）が設立されゴルフの統一されたルールの制定や競技の組織化に貢献しました。
またプロゴルファーの登場や大規模なトーナメント（特に全米オープンや全英オープンなど）の開催がゴルフの人気を高めました。
小話
ゴルフはテレビやその他のメディアの普及とともにますます広まりました。
テレビ放送によってプロゴルファーたちの活躍が全世界に伝えられ多くの人々がゴルフをプレイする刺激を受けました。
現代のゴルフは世界中でプレイされ数多くのトーナメントや大会が開催されています。
プロゴルファーは大きな賞金を獲得しゴルフは大きなスポーツ産業となっています。
また技術の進歩によってクラブやボールの性能が向上しゴルフのプレイもより精密になっています。
”人で見る”世界のゴルフの歴史～20世紀中盤～
ゴルフの歴史に関連するいくつかの重要な人物をチェックしたいと思います。
ハーリングトン一族
- ゴルフが近代的なスポーツとして確立されたのは18世紀後半になってからです。
- その頃スコットランドのハーリングトン一族がクラブやコースの設計などにおいて重要な役割を果たしました。
オールド・トム・モリス
- 19世紀に活躍したゴルファーでありコース設計者でもあります。
- 彼はゴルフのルールやプレーの形式を多く確立しました。
- プロゴルフの草分け的存在であり最初のプロのトーナメントのひとつである「オープン選手権」の創設にも関わりました。
ヤング・トム・モリス
- オールド・トム・モリスの息子であり彼もまたゴルフの歴史において重要な役割を果たしました。
- 彼は父の後を継ぎプロゴルファーとして活躍し4回のオープン選手権で優勝しました。
- 彼の早すぎる死はゴルフ界に衝撃を与えました。
ボビー・ジョーンズ
- 20世紀初頭に活躍したアメリカのゴルファーでありグランドスラムを達成した人物のひとりです。
- 彼は非常に才能のあるゴルファーであり後にマスターズ・トーナメントの創設者の一人となりました。
アーノルド・パーマー
- 20世紀後半のアメリカのゴルファーでゴルフ界に多大な影響を与えました。
- 彼はテレビの普及によりゴルフが大衆化するのを助けました。
- また彼のプレースタイルやカリスマ性は多くの人々にゴルフを楽しむきっかけを与えました。
ジャック・ニクラス
- アーノルド・パーマーと同時代のアメリカのゴルファーであり数々のトーナメントで活躍しました。
- 彼は18回のメジャータイトルを獲得しゴルフ界の偉大なレジェンドの一人とされています。
ゲーリー・プレーヤー
- 南アフリカ国籍のプロゴルファーでありゴルフ界のレジェンドです。
- 彼はPGAツアーで9回のメジャータイトルを獲得し1960年代から1970年代にかけて活躍しました。
- 彼はスイングの優雅さと精度で知られ多くのファンに愛されました。
これ以降の現代ゴルフは比較的記憶に新しいと思います。
トリビア
ゴルフボールの進化
最初のゴルフボールは木製でしたが18世紀になると鳥の羽を使ったものが登場しました。
その後ゴルフボールは革で覆われたものやゴムでできたものなどさまざまな素材を経て現在の形に進化しました。
最古のゴルフクラブ
17世紀に作られた世界で最も古いゴルフクラブはスコットランドのスターリング大学の博物館に展示されています。
最古のゴルフトーナメント
1744年にスコットランドのプレストウィックで行われたトーナメントが最初の公式なゴルフトーナメントとされています。
最も長いゴルフコース
オーストラリアのメルボルンにあるホースシュー・ベイ・ゴルフコースは9ホールで世界で最も長いゴルフコースとして知られています。
その長さは約11kmにも及びます。
最も古いゴルフクラブ
世界で最も古いゴルフクラブとして知られる「ザ・オールド・コース」はスコットランドのセント・アンドルーズに位置しています。
これは1764年にゴルフが許可された歴史的な場所です。
最も若いゴルフプレーヤー
最も若いプロゴルファーはイギリスのアイシャ・アウォー・ムンジャイで彼女は9歳でプロになりました。
いかがでしたか？今回はゴルフの”起源”と”歴史”に関して綴ってみました。
これで上達できるかわかりませんがモチベーションは上がった気がします。
参考にしてみてくださいませ。
ポチップ
