ゴルフのクラブヘッド軌道とはターゲットに対してクラブヘッドがどのような軌道を描いてるかによってインサイドアウト/アウトサイドイン/インサイドインの3つに分かれます
インサイドイン
内側から内側に向かってクラブヘッドが振られます。
アウトサイドイン
外側から内側に向かってクラブヘッドが振られます。
スライスの原因となりコントロールが難しくなります。
インサイドアウト
体の内側から外側に向かってクラブヘッドが振られます。
インサイドイン軌道(ストレート軌道)
インサイドインのクラブヘッド軌道はクラブヘッドがターゲットラインの内側から入って内側に出ていく軌道です。
ゴルフにおける「インサイドイン」とはスイングプレーン(クラブヘッドが通る軌道)が内側から内側に向かって進むことを指します。
つまりスイングが内側からアウトサイドへ向かう前にさらに内側へと進む動きです。
緩やかなインサイドイン。
広い考え方ではストレート軌道と捉えてもアマチュアにおいては問題ないと思います。
特徴
- クラブヘッドがボールに向かって内側から接近しクラブヘッドがインパクトポイントに向かう際に内側に移動するため軌道が非常にインサイドになります。
アウトサイドイン
アウトサイドインのクラブヘッド軌道はターゲットラインに対して外側からクラブヘッドが入りインパクト後は内側に抜けていく軌道です。
ボールにクラブが外側から当たるため右回転がかかりその結果としてスライスの弾道を生じさせることがあります。
ゴルフにおける「アウトサイドイン」とはスイングプレーン(クラブが通る軌道)が外側から内側に向かって進むことを指します。
これは一般的に理想的なスイングを否定した動きです。
特徴
- クラブヘッドがボールに向かって外側から接近するためボールに対して右から左へのスピンがかかりやすくなります(右利きの場合)。
- スイングパスがアウトサイドインになるとショットが右方向に曲がることがよくあります(右利きの場合)。
- クラブヘッドが外側からインパクトポイントに向かうため軌道がボールに対して不安定になりミスショットが起こりやすくなります。
- 短期的にはアウトサイドインの軌道は距離を出しやすく初心者にとっては短期的な成果が得られることがあります。
- 特定のシチュエーションではアウトサイドインの軌道が必要な場合もあります。例えば特定のライ(ボールの位置)や障害物によってクラブのパスが外側からインパクトポイントに向かう必要がある場合です。
- アウトサイドインの軌道は一般的に不安定でありコントロールが難しいためコンスタントなスコアを出すのは難しいです。
- クラブヘッドが外側からインパクトポイントに向かうためミスショットが起こりやすくスライス(右利きの場合)の原因になることがあります。
- 長期的には「アウトサイドイン」軌道から脱しましょう。
ゴルフスイングにおいてアウトサイドインの軌道は特定のシチュエーションで使われることがありますが一般的なスイングとしては望ましくないとされています。
インサイドアウト軌道
インサイドアウトのクラブヘッド軌道はターゲットラインに対して体の内側からクラブヘッドが入りインパクト後はクラブヘッドが外側に抜けていく軌道です。
ボールにクラブヘッドが内側から当たるため左回転がかかりフックの弾道を生じさせる可能性が高いです。
ゴルフにおける「インサイドアウト」とはスイングプレーン(クラブが通る軌道)が内側から外側に向かって進むことを指します。
特徴
- クラブヘッドがボールに向かって内側から外側に移動するためボールに対して左から右へのスピンがかかりやすくなります(右利きの場合)。
- 軌道がインサイドアウトになるとショットが左方向に曲がることがよくあります(右利きの場合)。
まとめ
いかがでしたか?”クラブヘッドの軌道3種類”に関して綴ってみました。
参考になる事がございましたら幸いです。