先日エックスサーバーからサーバーサイドスクリプトのPHP最新バージョン導入のお知らせが届きました。
PHP 8.3.Xが導入されたとのことで早速設定に取り掛かりましたのでその手順と使用感についてご紹介します。
PHP 8.3.X導入設定方法と使用感レポート
PHP 8.3.X導入の背景
PHP 8.3.XはPHPの最新バージョンとしてリリースされ多くの最適化と新機能が追加されています。
これによりウェブサイトのパフォーマンス向上やセキュリティ強化が期待できます。
安定したウェブサイト運用をサポートするためのこの最新バージョンです。
設定方法
作業自体は非常に簡単でした。
以下の手順でPHPのバージョンを変更できます。
- エックスサーバー公式サイトにログインします。
- サーバーパネルに移動します。
- 「PHP Ver.切替」セクションを見つけ該当のドメインを選択します。
- ダイヤルログから最新のPHP 8.3.Xを選択します。
- 「変更」ボタンをクリックして完了です。
この操作だけで簡単にPHP 8.3.Xへの切り替えが完了しました。
公式マニュアルも非常にわかりやすく初めての方でもスムーズに設定できると思います。
注意点
公式からの案内によれば、万が一不具合が発生した場合は旧バージョンに戻すことが推奨されています。
PHP 8.3.Xに切り替えた後ウェブサイトが正常に動作するかどうかを必ず確認することが重要です。
不具合が見つかった場合には速やかにPHPのバージョンを元のものに戻す形をとり公式サイトを確認しましょう。
使用感と現状
現段階では特に不具合もなく非常に快適に作業が行えています。
ウェブサイトの表示速度も向上したように感じられPHP 8.3.Xのパフォーマンス向上効果を実感しています。
具体的には私が使用している環境は
WordPressのバージョンは6.5.4
テーマはSWELLの2.9
です。
これらも問題なく動作しておりPHP 8.3.Xとの相性もよさそうです。
WordPressはいくつかのプラグインを使用していますが特に不具合は発生していません。
サーバーサイドスクリプトPHP
PHP（Hypertext Preprocessor）は主にWeb開発に使用されるスクリプト言語です。
動的なWebページを生成するための言語として広く利用されています。
PHPの特徴には以下の点があります
- 動的なページ作成：PHPは動的なWebページの作成を得意としておりユーザーの入力やデータベースの情報に基づいてページの内容を動的に変更できます。
- コンパイル不要：PHPはスクリプト言語でありコンパイルが不要です。そのためコードの修正やテストを迅速に行うことができます。
- 広範なデータベースサポート：PHPはMySQL、PostgreSQL、SQLiteなど、多くのデータベースと容易に連携できます。
- サーバーサイド実行：PHPコードはサーバー上で実行されその結果がHTMLとしてクライアントに送信されます。これによりユーザーにはソースコードが見えず、全性が向上します。
- オープンソース：PHPはオープンソースであり無料で利用できます。また活発なコミュニティが存在し多くのライブラリやフレームワークが提供されています。
これらの特徴によりPHPは多くのWeb開発者にとって使いやすく強力なツールとなっています。
PHP 8.3.Xのメリット
PHP 8.3.Xには多くのメリットがあります。
以下にいくつかのポイントを挙げます。
- パフォーマンスの向上：コードの実行速度が速くなりウェブサイトの応答時間が短縮されます。
- セキュリティ強化：最新のセキュリティパッチが適用され脆弱性が減少します。
- などなど
まとめ
今回のPHP 8.3.X導入によりウェブサイト運営がさらに快適になることを期待しています。
設定も非常に簡単で現時点での使用感も良好です。
これからもPHP 8.3.Xのメリットを最大限に活用して安定したウェブサイト運営を更に期待しております。
今後も引き続きエックスサーバーを利用しながら新しい技術やバージョンアップが発生した時にはレポートしたいと思います。
以上PHP 8.3.Xの導入に関するレポートでした。
