今年も続々と有名選手が参加表明しているZOZOチャンピオンシップの開催が近くなってまいりました。
そんな中ゴルフファンにとってとてもさみしいですが今年でZOZOチャンピオンシップが契約満了により終了となります。
たしかPGAツアー開催のスポンサーになるには5回開催するのがワンパックの契約。
それがコロナで延長になり6年間。その5回目開催が今年。
そんな情報だったと記憶しております。
当時勢いのあったZOZOの前澤社長が誘致した事が有名です。
日本で開催されてきたPGAツアーの大会として世界中のトッププレイヤーが集まり多くの感動を生んできたこのイベントが幕を閉じるのは多くのゴルフファンにとって残念なことです。
PGAツアーは日本での大会開催を今後も継続させたい意向を示しており来年以降の展開に期待がかかります。
私が体験した初回大会 – ゴルフ史に刻まれた瞬間
私が観戦客として参加したのはZOZOチャンピオンシップの初回大会でした。
2019年に開催されたこの大会はタイガー・ウッズ選手が優勝しPGAツアー通算82勝目という偉業を成し遂げたゴルフ史に残る瞬間でもありました。
タイガー・ウッズ選手がこの大会に参戦するというニュースは当時ゴルフファンにとって大きな話題となりました。
初回大会ではこのツアーを契約に至らせた立役者ZOZO社の創業者である前澤さんも会場に来ておりました。
おそらくタイガー・ウッズ選手と同行している前澤さんの姿が印象的でした。
タイガー・ウッズ選手がフェアウェイを歩くたびに観客が大移動しているのも印象的な光景でした。
私は後半はグリーン付近に移動して観戦しました。
ロリー・マキロイ選手、タイガー・ウッズ選手、松山英樹選手、パトリック・リード選手(もっといらっしゃいました。。。)といった世界的なスター選手たちを間近で観ることができました。
その瞬間はまるで芸能人を見ているかのような高揚感に包まれとても楽しいひとときでした。
選手たちのショットだけでなく彼らの表情や集中している姿をじっくり観察するのが楽しく心臓が高鳴るようなワクワクした時間を過ごしました。
特に世界のトップ選手たちの真剣なプレーを間近で見られるというのはゴルフ観戦の大きな魅力の一つです。
この時感じた興奮や期待感はまさにスポーツ観戦の醍醐味と言えるでしょう。
ゴルフ観戦の魅力 – ピクニック気分でリラックス
ゴルフ観戦には他のスポーツにはない独特の魅力があります。
まずゴルフ場という広大で美しい自然の中で行われるためピクニックのような感覚でリラックスしながら楽しむことができる点が挙げられます。
私は観戦中ビール片手にゆったりとした時間を過ごしながら選手たちのプレーを観ることができました。
試合の合間に軽食を楽しんだり風に吹かれながらリラックスできるのはゴルフ観戦ならではの体験です。
ゴルフ場での観戦は選手たちのショットを間近で見ることができるだけでなくコースを移動しながら様々な場所から異なる視点で試合を楽しむことができます。
フェアウェイでの力強いショットやグリーン上での繊細なパッティングを目の前で繰り広げられるその瞬間に立ち会えるのはゴルフの魅力を最大限に感じられる瞬間です。
私がZOZOチャンピオンシップで経験したのはまさにこのピクニック気分で楽しめる観戦スタイルでした。
他のスポーツのようにスタジアムに座って応援するだけでなく自然の中でリラックスしながら楽しめるという点で非常に魅力的です。
ZOZOチャンピオンシップの歴史 – 世界のトップ選手たちの激闘
ZOZOチャンピオンシップは短期間のうちに世界のゴルフファンに愛される大会へと成長しました。
2019年の初回大会ではタイガー・ウッズ選手が優勝し彼にとってツアー史上最多タイの通算82勝目を記録するという歴史的な瞬間が生まれました。
その後も数々のドラマが繰り広げられました。
2021年には松山英樹選手が日本人として初優勝を果たし昨年2022年にはキーガン・ブラッドリー選手がリッキー・ファウラー選手らを抑えて優勝。
2023年には日系アメリカ人のコリン・モリカワ選手が見事優勝を果たしました。
開催年 | 優勝者 | スコア | 2位(タイ) | 優勝賞金 ($) | 開催コース |
---|---|---|---|---|---|
2023 | コリン・モリカワ選手 | -14(266) | エリック・コール選手、ボー・ホスラー選手 | 1,530,000 | 習志野カントリークラブ |
2022 | キーガン・ブラッドリー選手 | -15(265) | リッキー・ファウラー選手、アンドリュー・パットナム選手 | 1,980,000 | 習志野カントリークラブ |
2021 | 松山英樹選手 | -15(265) | ブレンダン・スティール選手、キャメロン・トリンガーリ選手 | 1,791,000 | 習志野カントリークラブ |
2020 | パトリック・カントレー選手 | -23(265) | ジョン・ラーム選手、ジャスティン・トーマス選手 | 1,440,000 | シェーウッド・カントリークラブ(アメリカ) |
2019 | タイガー・ウッズ選手 | -19(261) | 松山英樹選手 | 1,755,000 | 習志野カントリークラブ |
このようにZOZOチャンピオンシップは短い期間ながらもゴルフ界において非常に重要な大会としての地位を築きました。
タイガー・ウッズ選手の優勝や松山英樹選手の活躍など日本のゴルフファンにとって記念すべき瞬間が数多く詰まっています。
習志野カントリークラブの魅力 – 最高の舞台で繰り広げられる戦い
ZOZOチャンピオンシップが行われた「アコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブ」は千葉県にある美しいゴルフ場です。
キングコースとグリーンコースの2つのコースがありそれぞれが戦略的に設計されたコースで選手たちはコースの難易度に苦戦しながらも素晴らしいプレーを見せてくれました。
私は一度このコースでラウンドを経験したことがありその時の印象は「美しく戦略性のあるコース」というものでした。
特にグリーンのコンディションは非常に整っており正確なショットを求められるためプレーヤーとしても観戦者としても楽しめるコースです。
観戦者としてはコース内を移動しながら多彩な風景を楽しむことができまるで美しい公園を散歩しているかのような感覚でゴルフ観戦を楽しめました。
今後の開催に期待
ZOZOチャンピオンシップは日本で唯一のPGAツアー公式戦として多くのゴルフファンに愛されてきました。
契約満了により今年で終了するもののPGAツアーは今後も日本での大会開催を継続させたいと望んでいるという報道もあり再び世界のトップ選手たちが日本でプレーする日が来ることを多くのファンが期待しています。
日本国内でのゴルフ文化の発展に寄与し続けてきたこの大会が今後も形を変えつつも再び開催されることを願ってやみません。