「気づいたら誰かに電話をかけていた……」こんな経験はありませんか？
iPhoneをポケットやバッグに入れている間に意図せず電話をかけてしまうことがあります。
誤発信は相手にも迷惑をかけるだけでなく場合によってはプライバシーにも影響を与えかねません。
知らない間に誤発信してしまう……その原因とは？
経験談
iPhoneの誤発信で気まずい思いをした話
ある日、何気なくiPhoneを操作していたときのことです。
ふと連絡先を開いた瞬間、画面を誤ってタップしてしまい、ABC順（もしくはあいうえお順）の一番上に登録されていた人に電話をかけてしまいました。
その相手はもう10年以上も話していない昔の会社の同僚。
当時はそこそこ仲が良かったものの特に連絡を取り合うこともなくそのまま疎遠になっていました。
そんな相手に突然の着信。
こちらはすぐに気づいて慌てて電話を切りましたが時すでに遅し。
数秒後、「どうした？」という戸惑いのにじんだ折り返しの電話がかかってきました。
「あ、いや、間違えてかけちゃって……ごめん！」と平謝りするものの、相手も「ああ、そうなんだ……」とどこか気まずそう。
お互いに「元気？」「最近どう？」と形だけの会話を交わしましたが、ぎこちない雰囲気が漂っていました。
結局、「また機会があれば！」という社交辞令を最後に電話を終えましたが、なんとも言えない後味の悪さが残りました。
この経験以来、私は連絡先のリストの一番上に不要な連絡先を入れたり、誤発信防止の設定を徹底したりするようになりました。
たかが誤発信、されど誤発信。
思わぬ相手と気まずい空気になることを防ぐためにもしっかり対策をしておくことの大切さを痛感しました。
高性能であるスマートフォン
iPhoneはちょっとタップするだけでスムーズに反応してくれるので性能が良いという意味ではとてもありがたいです。
画面の感度が高く操作も直感的にできるためストレスなく使えるのは大きな魅力です。
特に、指先のわずかな動きにも反応してくれるおかげで、スピーディーに作業ができるのは便利なポイント。
ただ、その分、意図しないタップや誤操作が起こりやすいのも事実です。
うっかり触れてしまっただけでアプリが開いたり今回のように誤発信につながったりすることもあります。
高性能ゆえのメリットとデメリット、どちらも理解しながらうまく付き合っていくのが大切かもしれませんね。
ではなぜ誤発信が起こるのでしょうか？
主な原因を考察してみました。
1. ポケットやバッグの中で誤タップ
スマホを使用した後画面ロックをしないままポケットやバッグに入れてしまうと意図せずタップされてしまい、電話がかかってしまうことがあります。
対策
- 使用後は必ずロックする：電源ボタンを押して画面をオフにする習慣をつける。
- 自動ロックの時間を短縮：設定アプリで「画面表示と明るさ」→「自動ロック」を短い時間に設定。
2. Siriや音声コントロールの誤作動
iPhoneには音声コマンドで操作できる「Siri」や「音声コントロール」機能があります。
この機能が意図せず作動し勝手に電話をかけてしまうことがあります。
対策
- Siriの誤作動を防ぐ
- 設定アプリから「Siriと検索」→「Hey Siriを聞き取る」をオフ。
- 音声コントロールを無効にする
- 設定アプリで「アクセシビリティ」→「音声コントロール」をオフ。
iPhoneの誤発信を防ぐ具体的な方法
誤発信を防ぐために以下の対策を実践しました。
1. 電話アプリをフォルダに入れる
通常、電話アプリはホーム画面のドックに配置されています。
この状態だとどの画面からもすぐに起動できるため誤タップのリスクが高まります。
対策方法
- ホーム画面で電話アプリを長押し。
- 「編集モード」に入ったら、ドラッグしてフォルダを作成。
- フォルダ内に電話アプリを格納することで、誤タップのリスクを低減。
2. ロック画面からの発信を防ぐ
ロック画面から誤発信するケースもあります。
特に「緊急連絡先」の誤発信を防ぐために、設定を見直しましょう。
設定方法
- 設定アプリを開く。
- 「Face IDとパスコード」または「Touch IDとパスコード」を選択。
- 「ロック中にアクセスを許可」の項目で「Siri」と「着信に応答」をオフ。
3. 画面タッチ感度を調整
誤タップを防ぐために画面のタッチ感度を調整するのも有効でした。
設定方法
- 設定アプリを開く。
- 「アクセシビリティ」→「タッチ」→「タッチ調整」をオン。
- 「タップの持続時間」を長めに設定すると、誤操作が減少。
4. 物理的な対策：スマホケースの活用
スマホケースの形状によっては、誤タップが起きやすいことがあります。
誤発信を防ぐためには以下のようなスマホケースを活用しましょう。
おすすめのスマホケース
- 手帳型ケース：画面を完全に覆うことで、誤タップを防止。
- 衝撃吸収タイプのケース：スマホがバッグの中で動いても、画面が勝手に反応しにくい。
ポチップ
まとめ：複数の対策を組み合わせて誤発信を防ごう！
iPhoneの誤発信はちょっとした設定変更や使い方の見直しで防ぐことができます。
以下のポイントを押さえて、誤発信を防ぎましょう。
✅ 使用後は必ずロックする ✅ Siriや音声コントロールを無効化 ✅ 電話アプリをフォルダに格納する ✅ ロック画面からの発信を制限 ✅ タッチ感度を調整する ✅ 適切なスマホケースを使用する
このような対策を組み合わせることで誤発信のリスクを最小限に抑えることができます。
ぜひ試してみてください！
